Vitz のクラッチスタートシステムを解除

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以前ここに書いたように, 現在の私の愛車はトヨタの Vitz です. こいつにはいろいろ不満はあるのですが, その中の一つにクラッチを切らないとセルが回らない (クラッチスタートシステム) というのがあります.

これははっきり言って余計な機能です. 普段は当たり前のように, クラッチ切ってエンジンかけるので問題ありません. それよりも, 夏の暑い日, 子供を車に乗せようと思うけど, 車の中が煮えたぎっていてまだチャイルドシートに縛り付けるのが無理な時, 先にエンジンかけて室内をそこそこ冷やしたいと思っても, わざわざ座席に座ってクラッチ切らなくてはエンジンをかけられない方が不便です. 踏切を渡る度に, 「今ここでエンストしてもセルで動けない」 という恐怖感もありましたし...

というわけで, こんなくだらんシステム解除してみたので, 一応残しておきます. 中を覗いてみると下の写真のようにクラッチを踏むと押されるスイッチがありました.

はじめは配線いじってショートさせようと思ったのですが線が室内には見当たりません. どうもエンジンルームから直接スイッチが生えてて, 配線自体はエンジンルームの中にあるようです. となると防水とか耐熱とか考えなくてはならずちょっと面倒です.

という訳でもっと原始的な手段を取ることにしました. ボタンにキャップを被せ, 常にスイッチが on の状態にすることです. なんか使い回せそうな部品を探したのですが, クラッチの動作に支障をきたさないように, キャップは出来るだけ薄い必要があり, 結局空缶から適当に鉄板を切りだし針金で止めることにしました. それが下の写真です.

最後に, もし本文を参考に自分の愛車を改造する方がおられましたら, 自己責任でお願いします. 筆者は何も保証しません. クラッチスタートシステムも去ることながら, 最近ラインナップにマニュアルが無い車が多いっすね. マニュアル派にはつらい世の中になってきました....


2004.12