Linux で作業中のディレクトリのバックアップを取る

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jbook での執筆ですが, 膨大な時間がかかりました. 今までの経験上 HDD はいつクラッシュしても不思議じゃない代物なので, あちこちにバックアップを取りつつ作業を行いました.

同一ディスクの別パーティションとか, NFS マウントした別マシンの HDD とかにも 取りましたが, USB メモリにも取りました. 安全策は多いに越したことありませんし, 何よりそのまま USB メモリを抜くだけで 持ち歩けます.

バックアップですが, できるだけ簡単にしたほうが頻繁に行えるため望ましい気がします. かと言って, 自動は嫌だったので, コマンド一発で動くようにしてみました.

やり方ですが

  1. /usbmem を作る. パーミションはガラガラじゃないと駄目かもしれません.
  2. /etc/fstab に
    /dev/sda1 /usbmem vfat user,exec,dev,suid,rw,noauto 0 0
    を追加する. sda1 は環境にあわせ適当に書き換えてください.
  3. 以下のようなコマンドを作りパスの通った場所に置く.
    mount /usbmem
    rsync -a --delete /home/hoge/fuga/ /usbmem/ Backup/
    umount /usbmem
    赤い字は適当に書き換えてください.
  4. 作業が一段落する度に, 3 のコマンドを呼ぶ
だけです.

思いっきり作り込みで, コマンド内部にバックアップするディレクトリの絶対パスを 入れています. とりあえず動けばいいと作り, その際, 将来的にはディレクトリの指定ができたらいいなとか, 外出先で USB メモリ上のファイルを弄った時に備え, USB メモリ上のファイルのタイムスタンプが新しければ, 逆に HDD へコピーできれば良いなとか思いましたが, 結局そんな現実逃避する暇もなく 執筆も終わりました.

まっ気がむいたらそのうちなんとかするかもしれません.


2009.3