ノートに USB キーボードを取り付ける

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前回書いたように, 最近ノート PC で仕事をする機会が増えましたが, 私はあまりノートで仕事をすることを好みません. 理由はいくつかありますが,

  1. キーボードが狭く, キータッチが悪い
  2. 画面が狭い
というのが代表格でしょう. というわけで結局, USB 外付けキーボードとディスプレイを調達して取り付けました.

ここで外付けキーボードに問題が発生しました. テンキーです. あるからには使わなきゃ損と NumLock を押す (ON にする) と, ノートパソコンにもともとついているキーボードも連動して NumLock キーが押されたと判断されこっちは OFF になります. うっかりノートパソコン側のキーボードを使うと, JKLUIO あたりがボロボロになります.

ネットで調べてみると Elecom の NumLock Separator というソフトを入れれば いいような気がします. でも, 実は私 あの事件 以来 Elecom 製品は避けています. 使っているキーボードも Elecom 製品ではありません. というわけで NumLock Separator を試すという選択肢はありません.

どうしたもんかと悩んでいると, 前々回 のアレを思い出しました. Windows はレジストリをいじればキーバインドを自由に変えられます. テンキーの 0〜9 を押された時, キーボードの 0〜9 が押されたように してしまえばいいんです. 具体的には

00 00 00 00呪文 1
00 00 00 00呪文 2
0e 00 00 00全部で 13 個
1d 00 3a 00CapsLock を Ctrlに
0b 00 52 000
02 00 4f 001
03 00 50 002
04 00 51 003
05 00 4b 004
06 00 4c 005
07 00 4d 006
08 00 47 007
09 00 48 008
0a 00 49 009
34 00 53 00.
00 00 5b e0左 Win を無効
00 00 00 00呪文 3
というデータを"HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout" に書きます.

副作用として, Shift を押しながらテンキーのボタンを押すと !"() などが入力されるようになりますが, まぁ実害はないでしょう.


2010.9