LAN ケーブルと書きましたが要は RJ45 コネクタのことです. RJ45 のついたケーブルを LAN ケーブルと呼ぶのは若干違和感がありますが, まぁ一般的にそう呼ばれているので, ググりやすくするためここでも LAN ケーブルと呼びましょう.
さてこの LAN ケーブル, 10Base5 とかを知っている世代から考えると 線は細く, 抜き差しも簡単で非常に便利です. しかしたまに爪が折れるのが欠点です. 爪が無い状態で刺して使っているとちょっとした衝撃で接続部が緩み, 気が付かないうちに通信が遮断されていろいろ困った事態になります. 本来はケーブルぶった切って新しいコネクタをつけるのが王道ですが, セキュリティのため反対側が鍵のかかった箱に入っていて, 常に活線状態 になっているとか, 原状復帰が必須 (折れたものは折れたまま返す) とか, 単に面倒くさいとかの理由でちょっと躊躇してしまいます. もうちょっと簡単に直したいものです.
一応世の中 そういったツール も存在しますが, ここ にもっと安くて気軽にできる修理方法が紹介されてました. それを私なりにアレンジした技を以下にまとめてみました.
必要なもの
まず最初にこの結束バンド (1) の頭を薄くします.
折れたコネクタをジャックに刺し, そこに後から加工した結束バンドが入ってひっかかるか確認します.ひっかからなければあちこち削って調整してください.
ここまで来たら, あとは結束バンド (4) 二本で固定して, ニッパで適当に切って
写真のような形状にできるのなら長さ方向の 取り付け位置は適当でも大丈夫です. ばっちり抜けなくなります. 要は以下のように二か所でつっかえているんですね.