PowerPoint の画面を液晶プロジェクタで投影してプレゼンを行う際、 ノート PC 用の画面は投影した画面と異なり、発表者用ツールが表示されます。 発表者用ツールには次の投影画面が出ているので、それをチラ見して話を組み立てれば スムーズに話が進められます。
ところが「ここでデモをご覧になって頂きましょう」と PowerPoint を中断し、 普通の画面に戻って別アプリを動かそうとすると問題が出てきます。 事前にマルチディスプレイの設定で「画面を複製する」を選んでも、 PowerPoint でスライドショーを実行すると勝手にマルチチディスプレイに変更されます。 そうなるといちいちディスプレイ設定で画面複製に再設定しなければなりません (もしくは投影画面を見ながらアプリを操作する)。
もちろん発表者用ツールを使わなければいいのですが、 贅沢なことに発表者用ツールは使いたい (マルチディスプレイにしたい)、 でもスライドショーを終えたら元の状態にしたい (複製画面にしたい) と思ってしまいます。 長年なんとかならんかなでほっといていたのですが先日解決方法を見つけました。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\PowerPoint\Options に RestoreTopology という DWORD のキーを作って 1 にすればいいみたいです。 一応手元の Windows11 PC & Office2016 の組み合わせでは上手く動きました。