circuitikz を弄っている間に得た知見です. TeX 文章の中に直接回路図を描くのでなく, コンパイル時間のために一旦 eps や pdf ファイルにして \includegraphics する方法は こちら を参照してください.
例えば抵抗なら \draw 中の to で
| to[R=$12 \mathrm{\Omega}$] (1,0) |
などと, 引数に入れれば描けることは描けるけど, 微妙な位置合わせが面倒. 別途
| \node at (0.5, 0.3) {$12 \mathrm{\Omega}$}; |
と書いた方が楽 (のような気がする).
90°傾けた文字を入れる時は次のように書く.
| \draw (1.3, 1) node[rotate=90]{$120 \mathrm{\Omega}$}; |
配線の分岐や結合のため黒ポチを入れたい時がある. 例えば draw 中に
| to[short, *-] (1,0) |
という風にすれば, 起点に黒ポチが入る. 終点に黒ポチを入れる時は -*, 両端に入れる時は *-* とする. 一方で端子など白ポチを入れる時は o- と o にする.
次のように書けば矢印を書き入れることができる. 個人的に電流として使っている.
| \draw[->] (1, 0.3) -- (2, 0.3); |
一方電圧に使う矢印は寸法線みたいな表記として, 次のような感じにしている.
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\draw[very thin] (1, 0.05) -- (1, 0.9); \draw[very thin] (2, 0.05) -- (2, 0.9); \draw[<->, very thin] (1.05, 0.8) -- (1.95, 0.8); |
回路に沢山付加情報を書きこむ時, 一つ一つの回路を小さくしたい時がある. そういう時は以下のように書くと一個一個の要素の大きさが小さくなる.
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\begin{scope}[/tikz/circuitikz/bipoles/length=0.5cm] 〜〜描画命令〜〜 \end{scope} |
前書いたあの回路をここにずらして貼り付けたいという時がある. そういう時は以下のように書くとわざわざ各パーツ座標を再定義しなくてもよくなる.
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\begin{scope}[shift={(3.5, 0)}] 〜〜描画命令〜〜 \end{scope} |
| \fill (4.5, 2.5) circle (1.8pt); |
| \draw[dash pattern=on 1pt off 1pt, very thin] (0, 0) -- (2, 20); |
| \draw[dashed, thick, rounded corners] (-1, 0) rectangle (2, 2); |
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\draw[dashed, thick, rounded corners] (-0.2,-1.7) -- (3.2,-1.7) -- (3.2, -0.6) --(1.7, 0.7) -- (1.3,0.7) -- (-0.2,-0.6) -- cycle; |
| \node at (1.2, 1) {$\boxed{1 \mathrm{A}}$}; |
これのスピーカが参考になる.