Sanwa PS-8 のバッテリ交換

[戻る]

10 年以上 SANWAの PS-8 というテスタを愛用しています. こいつは「太陽電池で電池交換不要」というが宣伝文句です. その言葉につられ, 非搭載タイプの PM-7 より少々高めだったにもかかわらず購入してしまいました.

ところが, 正直失敗でした. 最近テスタを滅多に使わなくなって工具箱で眠っている時間が長いのですが, いざ使おうとすると電池が消えてます. 太陽電池からのエネルギはニッケル水素電池 (購入時はニッカドだったかも) に蓄えるのですが, めったに使わないと, 自己放電で消えるわけです.

もう, 太陽電池からの線を切ってアルカリ電池 (LR-44) で動かそうかなと思ったのですが, なんとなくシャクです ( 技術サポート によると切らなくても大丈夫そうですが...). っというわけでもう一度だけ電池交換してみることにしました.

蓋を開けると VARTA V30R を入れろと書いています. 検索すると, そのものは無く, V40H というものに世代交代されたようです. 国内で扱っている所が見つからず個人輸入を考えてた所, 上記の技術サポートページにて SANWA から切手で交換電池が手に入ることが 分かりました. えらい!

ってわけで早速交換用電池を手に入れた分けですが, 両端電圧を測ってみると 1.1V ちょっと, すなわちほとんど空っぽです. まぁ光に当てて太陽電池でのんびり充電という手もありますが, 最初は AC からフル充電することにしました. その後は普通に使ってて, 残量警告が出たら, また AC 充電するつもりです.

充電方法は こちら によると 4mA で 16 時間, もしくは 8mA で 8 時間, もしくは 1.2mA で気の済むまで流せばいいようです. -ΔV とか考えるのも面倒なので 1mA 程度でゆっくり流すことにします.

って訳で作った回路がコレです.

昔作って最近使わなくなった CATEYE 充電器を流用したので, 写真では LED やら何やらゴテゴテしてますが, 実質的な回路は 7.2V の AC アダプタを用いて 「[7.2V] - [5.1k] - [バッテリ] - [バッテリ] - [GND]」と繋げているだけです. jpeg で回路図を表示するまでもありません. バッテリホルダは千石から LR-44 用のを購入して使ってますが, V40H は形状が LR-44 のように円柱ではないため, そのままでは端子が接触しずらいです. そこでマイナスの端子をドライバでこじって立ててます.

この状態で 3 日程ほっとくと立派に充電されますが, ちょっと電流少なすぎたかな〜


2007.2