じじいですので, 一旦手になじんだツールはよほどのことが無い限り使い続けます. emacs 20.7 もその一つです. 先日 debian にemacs20.7を走らせようと試みた所少しハマってしまったので, 顛末期を書いておきます.
make all すると
Wrote ********/source/emacs-20.7/lib-src/fns-20.7.5.el Dumping under names emacs and emacs-20.7.5-emcws make[1]: *** [emacs] セグメンテーション違反です make[1]: *** ファイル `emacs' を削除します |
memcpy (NEW_SECTION_H (nn).sh_offset + new_base, (caddr_t) OLD_SECTION_H (n).sh_addr, new_data2_size); |
これらをキーワードにネットを彷徨ってみると segmentation fault, broken, cannot などなど不具合報告は多々見つかりますが, 対策はなかなか見つかりませんでした.
しかし結局 ヒントを見つけました. 要約すると
debian ではその後の make install の際に /bin/install が無いと怒られますが, /usr/bin/install からシンボリックリンクを張れば上手くいきます. またカンマやピリオドの変換ルールを変えようと ~/.canna を置くと, 「canna と接続できない」といった類のエラーがでます. 結局 /etc/canna/default.canna を直接いじって対応しました.