ColorName


はじめに

他人のプレゼン原稿についてメールでコメントする際, 「で括った中の文章が理解不明」とか, 色をどう伝えるか困る時があります (まぁ大体は「緑っぽい」とかで通じますが... 若竹色と言うそうです). そういう時は こことか こことかの色見本ページで何て名前なのか探してました.

ただ, この方法はどの色に似ているのか探し出すのが大変です. ってわけで, その手の事を自動でやるツールを作ってみました. ぶっちゃけて言えば, 例えば「薄錆浅葱色」と言われても相手に伝わるとは思えません (ちなみに ← こんな色だそうです). って訳で, 実用性は無いでしょう. 遊びです, 遊び (なので全体的に手抜きです).

プログラム

プログラム本体は こちら です. 展開すると次のような画面が立ち上がります.

[Start] ボタンを押して, 次に画面内の名前が知りたい色の部分をクリックして ください. そのピクセルの色を取得し, 近い色を探して名前を出します.

画面左に拾ったピクセルの色, 右が定義されている色の中で近いものを 二つのアルゴリズムで探して出してます.

ちなみに右下が, 単純に RGB 空間で距離の近いもの, 右上は CIE 1976 L*u*u* 空間に投影した後, 距離の近いものを検索・表示しています. んが, 正直後者は正しいかどうか良く分かりません. 本やネットでアルゴリズムを見て入れてみたのですが, 「完全拡散反射面」の「刺激値」ってのが具体的にどうすればいいのか定かでなく, 本当に合っているのか分かりません.

色の名前は, 個人的趣味で日本名しか入れていません. 横文字の方が色の名前が多そうです. その手も表示したい時は データファイル: colordata.txt を編集してください. 書き方は見れば分かるでしょう (「RGB 値 (6 文字) + [空白一個] + 名称」).

色の名前と RGB 値の対応は適当な WEB ページ幾つかから入手しました. ページによって同じ名前の色が明るめだったり暗めでしたが, 整理するのも面倒なのでそのまま繋ぎ合わせてます. そのため, 似たような色調の色で暗く/明るく変化するうちに名前が A ⇒ B ⇒ A と 元に戻る可能性があります. まぁ遊びプログラムなのでその辺は許してください. ちゃんとしようと思うのなら colordata.txt を真面目に編集してください.

なお当然ながら, 本来見えてる色はディスプレイの性能とかに左右されますので, 見えた色が必ずしもその名称とは限りません. また, 幾つかの色のピクセルを近接させて別の色を表現する画像もありますが, 本プログラムはあくまでクリックされた所の一個のピクセルから色を拾ってます. そういう画像はあきらめてください.


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